2008年04月27日 23:52
江戸時代30歳藩主藤堂和泉守隆継×19歳側小姓葉之助
お気に度 2点 H度 5点
江戸時代のお話です。
過酷な運命に翻弄されるかわいそうな受けのお話です。
輪姦&売春があります。
後書きによると、六青さん萌えツボてんこ盛りなお話だそうです。
攻めが受けを拾ったり。
↑これは、私も超ツボです。
貧しい可愛そうな受けを立派な大人が拾ってあげるのは、定番中の定番。
受けが無体な目にあったり。
↑これは、私もツボなのですが、「無体」の内容が、私には受け入れがたいものでした。
「無体=輪姦&意に添わない性交」というのが、きっと六青さんの萌えツボなんだと思いますが、私には、全く萌えられません。
誤解ですれ違ったり
↑これがなくては、恋愛小説の面白さ半減。
六青さんの萌えツボは、かなり私と被ってるのですが、二番目の萌えツボの内容が、どうしても無理です。
BLを読み始めた頃は、輪姦などの生暴力に、ここまで嫌悪感もなかったのですが、最近はダメです。
もう、全く受け付けなくなってしまいました。
こういうお話になるのを、わかっていて読んだ私が悪いです。
両親を亡くした葉之助は、陰間茶屋に売られそうになったところを逃げ出し、藩主の隆継に拾われます。
真面目に仕事に取り組む葉之助は、下働きから側小姓にまで上り詰め、隆継の寵愛を一身に集めます。
また、その隆継の心に応えようと、葉之助も一生懸命尽くします。
しかし、兄とも慕っていた同僚に裏切られ、ハイきました、輪姦。
狡猾な罠もオプションでついてきます。
葉之助を心から愛していた隆継は、嫉妬心から何も見えなくなり、葉之助を酷く罵り放り出します。
裏切りに衝撃を受けるのも仕方ないですが、徹底的に葉之助を貶めます。
失意の葉之助は、自害して果てようとしますが、そこを作ったのが大工の吉弥。
二人は一緒に暮らし始めます。
吉弥は葉之助を心から愛していますが、葉之助の心は隆継のもとにあります。
しかし、それなりに穏やかで幸せな生活を営んでいます。
お屋敷を追い出されて4年。
葉之助が罠にかかったことを知った隆継。
後悔し、自分を責め、精一杯の努力でもって、葉之助を探し当てます。
しかし、迎えに来た隆継を葉之助は、受け入れようとしません。
隆継に対し、愛情がある反面憎しみの気持ちがあります。
平穏な今の暮らしを守りたいし、何より吉弥に恩があります。
隆継に対する気持ちを断ち切り、吉弥との生活を続ける決心をした葉之助をまた不幸が襲います。
吉弥が大怪我をし、治療費の工面をしなくてはならなくなります。
ハイ、売春でました。
相手が、品性のカケラもないヒヒジジイであるのは、お約束。
まあ、その後も軽くすれ違ったりしますが、収まるべきところに収まってハッピーエンドでしょうか?
なんていうか、ここまでくると、キャラたちの人生など、どうでもよくなってしまってるのですが。
終章も余分だったような気がします。
隆継は、39歳で急逝したようです。
江戸時代とはいえ、短命ですよね。
その三日後、28歳の葉之助も跡を追い自刃。
「短い生涯だった」というのは、あまり読みたくないなあ、と思いました。
エロは、もちろん濃厚です。唾棄したくなるような方向で。
六青さんなので「こういう展開なんだろうな」と予想はしていたのですが、もう無理ですね〜。
わかっていながら読んでしまった私が、いけないですね。
「遙山の恋」と「リスペクト・キス
」が、超ツボだったので、購入し続けてましたが、もうこのテイストは期待できないのかな、と思ったりもします。
暗いネタばかりではアレなので。
表紙を見て、ちょっとビックリしました。
攻めが、マゲを結ってます。ちょんまげ。
BL界でも、たまに江戸時代モノは見られますが、無頼派というかアウトローなタイプのキャラが多いので、ちょんまげは、あまり見られない気がします。
貴重な一冊でした。
amazon六青みつみ
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