2008年10月25日 23:06
24歳駆け出しカメラマン田口暁×28歳ゲイ情報誌編集者浅田諒一
お気に度 4点 H度 4点
諒一の昔の恋人に引っ掻き回され、「別居」することになった二人。
2週間経った今、諒一の部屋は荒れ放題。
食事もろくにとらない有様。
ちょっと歪んだ恋愛観・人生観を持っていた諒一に拍車がかかり、「仕事だけは自分を裏切らない」と、メチャクチャなスケジュールを組みます。
眉間に皺を寄せて、ひたすら前進する諒一を、心配する同僚たち。
しかし、その気遣いすら、わずらわしく、諒一は、同僚にケンカを売ってしまいます。
もう、破れかぶれの八方塞。
そんな諒一を、諌め慰める、新カップル登場!!
ナイスガイにして、同じ出版社に勤務する44歳カップル。
小林×時田。
もう、それだけでテンションが上がります。
高校時代の諒一に、今と同じように、忠告してくれたり、話を聞いてくれたりしていました。
このおっさんカップルのお話を読んでみたい、と思いました。
今でこそ、落ち着いているものの、「美しく、華があり、男好き」だった、若い頃の時田を、誠意と熱意と下半身の強さで射止めた小林。
44歳の今も、絶倫カップルのようです。
44歳になった時田は、「オトナの色気」が加わり、今でも、モテモテのようです。
そんな時田に「余所見」させないよう頑張る小林。
そういう外野の視線すら、スパイスにしながら、楽しい生活を送ってる様子が、伝わってくるようでした。
「安定」と「余裕」を感じさせます。
この二人のお話を、ぜひぜひお願いします。
前半は、「ラブラブになるまで」。
後半は、「44歳現在」で。
30代の壁なんて、ぶっ飛ばしてしまいましょう〜!
とにかく、忙しい諒一。
ゆとりも娯楽もなく、暁不在の空洞を埋めるため、ただ、仕事に没頭。
その無理のツケが、襲ってきます。
担当していた「企画」の変更を、取材先に伝え忘れてしまいます。
「鮮度が命」の情報誌で、15ページもの分量をとるはずだったゲームソフトの紹介が、8ページと、半分になってしまったことを。
当然、先方は、怒ります。
このゲーム会社こそ、「唇に銀の弾丸
」・「くるぶしに秘密の鎖
」の澤村×水嶋が所属する、ナイトシステムです。
この二人のお話、大好きなんです大好きなんです大好きなんです。
3回言いました。
それくらい、好きなのです〜。
とってもオススメのお話です。
未読の方は、是非是非。
自他共に認める「仕事の出来る男」の澤村の「出来る男」ぶりを、諒一という、第三者の目で見られるのが、また、楽しかったです。
そういえば、「唇に銀の弾丸
」の中で、「水嶋に取材日程を伝え忘れる澤村」というシーンがありましたよね〜。
まさに、この仕事のことだったのかしら?と、ニヤニヤしてしまいました。
「伝え忘れ」に四苦八苦する諒一と違い、かなり居丈高に水嶋を呼び寄せる澤村、の違いに、これまたニヤニヤしてしまいました。
諒一は、「自分のミスにも関わらず、にこやかに接してくれた水嶋さん」と、水嶋評をアップさせていますが、イヤイヤ、彼らは彼らで色々あるんですよ〜、と思いました。
この頃は、澤村と水嶋の間には、険悪な空気が流れていたんだよね〜、とか思いつつ、読んだりしました。
お話のほとんどは、諒一の過去の決別、に費やされているでしょうか?
刹那的に、一時の快楽だけを求め、「男同士の心のやり取り」を否定する諒一。
「感情」というものを、ハナから否定しているだけではありません。
暁に惹かれていることを認めながらも、「追いすがる」とか「泣き叫ぶ」なんて、かっこ悪いことはできない、と感じるプライドもあります。
入れ替わり立ち代り、いろんな人が、そんな諒一にアドバイスしていっています。
過去を「思い出」に変え、暁と恋愛できるのか?
これからの諒一と暁の「仕事」は?
という骨太で、男らしいお話でした。
面白かったです。
が、やっぱり、冗長という気も否めないかな〜。
3巻の「寄って高ってアドバイス」も、みんなイイコト言ってます。
そんなアドバイスを素直に受け取れず、堂々巡りな諒一も「性格だなあ」と思ったりしました。
セイシュンコゾーな諒一が、成長するまでのお話が、同じことの繰り返し、のように感じられることもあって、ダラダラした印象を受けました。
本編を「2巻と半分」くらいに収めてもらって、3巻目の残り半分を「その後の二人」みたいな構成にしてくださったら、もっとよかったかも、と思いました。
表紙が、とてもよかったです。
1巻は、正面を向いている諒一と、後姿の暁。
2巻は、二人とも正面を向いていますが、お互いカメラ目線で、互いを意識している感じはナシ。
3巻は、二人が見詰め合って、手を繋ぎあっています。
見事!
結果的に、暁×諒一というエロ上下関係は、変わらず。
このままの属性で、これから暮らしていくんだろうな〜。
エロシーンは、あんまりエロくないかもしれません。
秘めたいやらしさとか、なんともいえない助平な雰囲気とか、感じられなかったかな〜。
男らしさ全開で、エロくはなかったのが、ちょっと残念でした。
amazon秀香穂里
コメント
羊 | URL | viGdpbA2
Re: テッペンカケタカ
羊も読みました〜なかなか楽しめたけど、確かにちょっと長い。
仕事シーンが熱血なのは嫌いじゃないんですけどね、その仕事と恋があんまり関係ないってのがね・・
菊池と愛を育む、という流れの方がよかった?いや、そんなことないか(笑)
小林×時田読みたいですね!そして帯のその後も。
秀香穂里さんは文章がテキパキしてていいですね。
( 2008年10月26日 21:54 [編集] )
初夏 | URL | FEtKUTcY
他人同士 3
こんばんは、羊さん。
としてるかなあ、と思いました。
」は、大好き!!
が、もっと好き、という感じでした。
も楽しみ。
な、二人が読みたいなあ、と思っています。
読みごたえのあるお仕事BLで、面白かったのですが、ちょっとだら〜っ
もう少し、コンパクトにまとめてもよかったような気がしました。
>仕事シーンが熱血なのは嫌いじゃないんですけどね、その仕事と恋があんまり関係ないってのがね
そう、そうなんですよ〜!!
「働く男
でもコイバナ
>菊池と愛を育む、という流れの方がよかった?いや、そんなことないか
うはははははは。
イヤイヤ、アリですね、アリ
対等で頑張ってきた同僚が、弱ってる。
菊池ふらりんこ。
そしてラブラブ
それも、絶対、面白かったと思います〜。
>小林×時田読みたいですね!そして帯のその後も
44歳カップルは、是非是非、書いていただきたいです。
収まるところに収まるまでは、かなりの紆余曲折が予想できるし、ゼツリンカップルのようなので、エロ
「その後の二人」のお話は、小冊子ですね。
私も応募するつもりです〜。
イチャエロラブ
( 2008年10月27日 20:47 [編集] )
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